ギター修理 リペア
日々のギター修理で思うこと。。。
毎日、ギター修理の仕事をやっていると色々なギターが持ち込まれる訳ですが。
最近困った事が続いたので。
それは、接着剤なんですが。
大抵、壊れたものは治そうと思うのは当たり前の事なので、自分でも治して使おうと思うタイプの人間なので同じ発想をするのですが。
ギターが壊れる場合、「割れ」「剥がれ」「取れ」が大半です。
そこで活躍するのが、接着剤
ホームセンターに行けば、どんなものでも治せるという気持ちにさせられてしまいます。
ほんとにそれで治れば問題ないのですが、接着剤の取り扱いは簡単なようでとても難しいものです。
難しいので、ホームセンターの棚いっぱいに商品が並んでいる訳です。
自分で治す気持ちは理解できるので、賛成なんですが、接着剤を間違って使うと、壊れた状態よりも酷くなって余分に修理代がかかってしまいます。
溶剤を含んだ接着剤であれば、ラッカー塗装まで溶かしてしまいますし。
溶剤を含まない接着剤は、接着力が弱く、あとで取れてしまう事になったりします。
かと言ってエポキシは、扱いにくいし。
ギターの修理の場合、自分で接着剤を買って治そうと思うのは止めて、修理依頼した方が良いと思いますが。
どんなものでしょうか。。。