絃の巻き方
修理やメンテナンスに持ち込まれたギターの絃の巻き方が気になる時がある。
これはスチール絃のギター限定の話だが。
当然、糸巻きのシャフトへの巻数が人それぞれバラバラなのだが、絃が重ねて巻かれているもの、極端に少ないもの、絃によって巻数が極端に違うものなどさまざま。
私はギター作りの道に入った時から現在まで同じ巻き方をしている。
それは、1絃2絃は2フレット分の長さを巻く、3絃4絃は1.5フレット分巻く、5絃6絃は1フレット分巻く。
こうやって決めておくと、いつもと違うメーカーの絃を試す時にも都合がいい。
同じテンションで音の違いを比べられるからだ。
もう一度巻き方を見直してはいかがでしょうか?