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September 22, 2009

ギターの表板の凹み膨らみ

アコースティックギターやウクレレは数年使っていると大なり小なり表板の膨らみ又は凹みが出てくる。
絃の力で表板を引っ張っている訳だから仕方ない。
今まで表板の膨らみの修理は不可能と答えていた、今後も同じである。
表板の膨らみを治す所もあると聞くが、詳しく聞いてみると表板に力木を足して変形した表板を平らにしているらしい。
確かに、膨らみや凹みはそれで少しは治るかもしれない。 
「形だけでも何とかならないか」という修理であればそれでいいのかもしれない。
でもギターもウクレレも楽器である。形さえ治ればそれでいいとは思えない。
なので今後も表板の膨らみ凹みの修理は出来ないとお断りしていこうと思う。
数年前、楽器店からTruthウクレレの表板の変形の修理が届いた。その時も申し訳ないと思ったがお断りした。
他所の修理屋さんで治ると言われたのだが、Truthウクレレとして音を犠牲にしてまで形を治す事は出来ないのである。
弾かない時は絃を緩めて頂ければ表の変形も修理する程にはならないのですが。

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