絃、弦、緩めて下さい。
ギターやウクレレの絃の事を、弦と書かずに絃と書くようにしてるのですが、まあ拘りなので大した意味はないです。
弾かない時は絃を緩める事は、誰でも知ってる事だと思うのですが、それをどのくらい緩めるのか?となると色んな意見がでてきます。
私は、音程がなくなるまでダラダラに緩める事を勧めています。
表板の膨らみは、絃の力によって起きてしまいますが、表板が膨らんだものを治す方法はありません。
また、ウクレレのネックにはアジャストロッドが入っていないので、順反りしてしまうと簡単には治りません。
それでもまだネックであれば熱矯正して治す事も出来ますが、表板だけは元には戻りません。
膨らんだ表板に力木を追加して治す修理屋さんも居るらしいですが、それは、形だけ治しただけで、音も変わってしまいとても治してるとは言えるものではありません。
数ヶ月以上弾かない時は、絃も緩めてアジャストロッドも緩めて下さい。そうすれば長期間放置しても安心です。
すぐに弾かない時は、絃を緩める事をお勧めします。楽器を長持ちさせる為にも。
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